EAを運用するとは!
STEP5で使えそうなEAができましたので、実際に運用してみたいですね。
EAをバックテストの成績の様に運用するためには、どうすればいいのでしょうか?
それは、大きなドローダウンがあろうとも、あきらめずにEAの運用を続ける決意をすることです。
EAを止めない決意
MT4のEAを実行する
まずは、作成したEAをMT4上で稼働させなければなりません。
EAの実行方法については、OANDAの解説が判り易いです。
以下のリンクボタンから解説を参照してください。
自動売買の実行方法
EAの実行中のリスク
まず、『EAを止めない決意』に立ちはだかるリスクがあります。EAの実行はパソコンのMT4からのみ可能で、残念ながらスマホのMT4からは監視はできますが実行はできません。という事は、EAの実行中はパソコンの電源を切れないことになります。
EAの実行中の最大のリスクは、EAがかってに止まってしまうということです。ポジションを持っていた場合、損切りが執行できずに大きな損失になる可能性があります。
自宅のパソコンでEAを実行している場合、かってにEAが停止するのは次の様な時です。
① 停電(ブレーカー落ち、落雷や台風などの自然災害、工事、事故など)
② 通信障害の発生(Wi-Fiやブロードバンド回線の障害など)
③ パソコンのエラー(ウィルス、発熱などによるOSのフリーズなど)
これらは長年パソコンを使用していたら、どれも経験があるのではないでしょうか。いづれも起こる確率は割と高そうです。障害が発生した場合、パソコンの再起動などが必要になります。
これでは、EAの実行中はパソコンの状態を常に監視していなければならず、自動売買と言えません。
また、リスクと言える程ではありませんが、パソコンの24時間運転では、『冷却ファンやハードディスクの騒音』、『パソコンの寿命』、『パソコンの電気代』、『EA専用のパソコン費用』なども気になるところです。
クラウドでEAの運用
それでは、上記のリスクを限りなくゼロにし、自動売買を行うためにはどうしたらいいのでしょうか?
その方法は、『24時間インフラの安全性が管理されたパソコンをレンタルし、リモートでMT4を運用する。』ということです。
それは、『VPS(Virtual Private Server)上のリモートPCでMT4を運用する。』ことで実現できます。
難しそうに聞こえますが、やることは次の4つです。
① VPSの契約をする。
② VPSにリモートPCの設定を行う。
③ リモートPCにMT4をインストールする。
④ MT4の設定を行い、EAを稼働する。
これだけです。
推奨VPS
OANDAで公式に推奨するVPSは次の2社です。
- お名前.com
- Beeks fx
私は、『お名前.com』を以下の理由で選びました。
- 日本語表示(英語が苦手のため)
- 価格が『Beeks fx』より安い
- 約定速度以外は、スペックに差はない
- 安定性(稼働率99.99%保証)
【お名前.com】のVPSを使ってみて
【お名前.com】のVPSの契約は、オンラインで完結し、対応はとても早く、申し込み当日からサービス開始となりました。
以下はサービスを利用した感想です。
【お名前.com】のVPSを使ってみて
- 初期設定は、ガイドに従って行えばできます。非常に簡単でした。
- MT4は、プリインストールされており、「利用する証券会社」からOANDAを選択して実行するだけです。
- 約定速度は、かなり早いと感じました。
Beeks fxはもっと早いとすればすごいですね。ただし、その差はきっと私には判らないと思います。 - プランは一番安い【1.5GBプラン】ですが、問題ありません。今ならキャンペーン中で『1230円/月』です。
また当然ですが、VPSの使用料金は、自動売買の取引量を増やしても変わりません。 - 時間の掛かるEAの最適化の計算も問題ありません。
- 今のところ、エラーなどのトラブルは起きていません。
まとめ
EAの24時間運用のまとめ
MT4で日経225CFDの自動売買をするためには、OANDA Japanのアカウントが必要です。
取引口座の開設がまだの方は、こちらのリンクより公式サイトの確認ができますのでご利用ください。
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